NBAの歴史を紐解きます!!
今回は1996年のNBAドラフト順位は1984年(マイケル・ジョーダンやハキーム・オラジュワンなど)を凌ぐ過去最高の豊作年と言われている黄金期ですね。この年にドラフトされた選手を見てNBAを知り、NBAファンになった人も多いことでしょう。何はともあれ、そのドラフト順位を見ていきましょう。知っている名前ばかりで、驚愕ですね。
1位 アレン・アイバーソン
(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
2位 マーカス・キャンビー
(トロント・ラプターズ)
3位 シャリーフ・アブドゥル=ラヒーム
(バンクーバー・グリズリーズ)
4位 ステフォン・マーブリー
(ミネソタ・ティンバーウルブズ)
5位 レイ・アレン
(ミルウォーキー・バックス)
6位 アントワン・ウォーカー
(ボストン・セルティックス)
7位 ロレンゼン・ライト
(ロサンゼルス・クリッパーズ)
8位 ケリー・キトルズ
(ニュージャージー・ネッツ)
9位 サマキ・ウォーカー
(ダラス・マーベリックス)
10位 エリック・ダンピアー
(インディアナ・ペイサーズ)
11位 トッド・フラー
(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
12位 ヴィタリー・ポタペンコ
(クリーブランド・キャバリアーズ)
13位 コービー・ブライアント
(ロサンゼルス・レイカーズ)
14位 プレドラグ・ストヤコヴィッチ
(サクラメント・キングス)
15位 スティーブ・ナッシュ
(フェニックス・サンズ)
16位 トニー・デルク
(シャーロット・ホーネッツ)
17位 ジャーメイン・オニール
(ポートランド・トレイルブレイザーズ)
18位 ジョン・ウォーレス
(ニューヨーク・ニックス)
19位 ウォルター・マッカーティー
(ニューヨーク・ニックス)
20位 ジードルナス・イルガスカス
(クリーブランド・キャバリアーズ)
21位 ドンテ・ジョーンズ
(ニューヨーク・ニックス)
22位 ロイ・ロジャース
(バンクーバー・グリズリーズ)
23位 エフティミオス・レンティアス
(デンバー・ナゲッツ)
24位 デレック・フィッシャー
(ロサンゼルス・レイカーズ)
25位 マーティン・マーセップ
(ユタ・ジャズ)
26位 ジェローム・ウィリアムス
(デトロイト・ピストンズ)
27位 ブライアン・エバンズ
(オーランド・マジック)
28位 プリースト・ローダーデイル
(アトランタ・ホークス)
29位 トラビス・ナイト
(シカゴ・ブルズ)
ちょっとすごすぎてどこから書けばいいのか悩みますね…
まずはドラフト外にも超有名プレーヤーがいました。それはオーランド・マジック、そしてデトロイト・ピストンズで優勝も経験した【ベン・ウォーレス】。過去4度のディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞。身長206cm体重111kgの対格で、リバウンド、ブロック、スティールと最高のディフェンスプレイヤーでしたね。ドラフト外からの選手としては最も成功を収めた1人だと思います。
そして、この年はやっぱり『スーパーガード』の大豊作ですね。もう特に説明はいらないかもしれません。アレン・アイバーソンとコービー・ブライアント。NBAの看板とイメージを背負ったこの2人。ここでは説明ができないくらいすごい選手ですよね。ちなみに、現レイカーズでコービーとコンビを組んでいるデレック・フィッシャーもこの年の1順目24位。コービーは高卒ルーキーなので年は離れていますが、何か運命を感じますね。
そして忘れてはいけないのが、レイ・アレンとステフォン・マーブリー。実はマブリーがバックスに指名され、レイ・アレンはミネソタに指名されていたのですが、その場でトレード。レイ・アレンは現在ボストン・セルティックスでケビン・げーネットと一緒にプレーをしていますが、この時から一緒にプレーをする運命だったのかもしれませんね。
ただ、当時ミネソタ・ティンバーウルブスのマブリー&ガーネットのコンビは大好きでしたね。ストックトン&マローンみたいになれるかと思ったんですけど、、、やっぱりげーネットだけが目立つのがマーブリーには我慢出来なかったんでしょうね。
そしてこの年はスティーブ・ナッシュも1順目15位でフェニックス・サンズに指名されています。当時のサンズにはジェイソン・キッド、そしてケビン・ジョンソンの名ポイントガードを要していたので、ルーキーのナッシュは控え選手。ただ、ここで2人の先輩に鍛えられたのが、後の大活躍の秘訣かもしれません。
ってことで、1996年NBAドラフトランキングでした。