1995年のNBAドラフト順位

確かこの辺りの年からNBAを観戦し始めたかと思います。
昔は選手の名前もよくわからず、ぽかぁ~んとしながら兄弟2人でよく観戦したものです。
そして時は流れ、今回は1995年のNBAドラフトランキングを公開しておきます。
あらためて見直してみると、これが結構おもしろいんですよね。
ビッグプレイヤーの名前もちらほらいるので、要チェックです!

    1位 ジョー・スミス
    (ゴールデンステイト・ウォリアーズ)

    2位 アントニオ・マクダイス
    (ロサンゼルス・クリッパーズ)

    3位 ジェリー・スタックハウス
    (フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)

    4位 ラシード・ウォーレス
    (ワシントン・ブレッツ)

    5位 ケビン・ガーネット
    (ミネソタ・ティンバーウルブス)

    6位 ブライアント・リーブス
    (バンクーバー・グリズリーズ)

    7位 デイモン・スタウダマイアー
    (トロント・ラプターズ)

    8位 ショーン・レスパート
    (ポートランド・トレイルブレイザーズ)

    9位 エド・オバノン
    (ニュージャージー・ネッツ)

    10位 カート・トーマス
    (マイアミ・ヒート)

    11位 ゲイリー・トレント
    (ミルウォーキー・バックス)

    12位 チェロキーパークス
    (ダラス・マーベリックス)

    13位 コーリス・ウィリアムソン
    (サクラメント・キングス)

    14位 エリック・ウィリアムズ
    (ボストン・スルティックス)

    15位 ブレント・バリー
    (デンバー・ナゲッツ)

    16位 アラン・ヘンダーソン
    (アトランタ・ホークス)

    17位 ボブ・スーラー
    (クリーブランド・キャバリアーズ)

    18位 テオ・ラトリフ
    (デトロイト・ピストンズ)

    19位 ランドル・チルドレス
    (デトロイト・ピストンズ)

    20位 ジェイソン・カフィ
    (シカゴ・ブルズ)

    21位 マイケル・フィンリー
    (フェニックス・サンズ)

    22位 ジョージ・ジデク
    (シャーロット・ホーネッツ)

    23位 トラヴィス・ベスト
    (インディアナ・ペイサーズ)

    24位 ローレン・メイヤー
    (ダラス・マーベリックス)

    25位 デイヴィット・ヴォーン
    (オーランド・マジック)

    26位 シェレル・フォード
    (シアトル・スーパーソニックス)

    27位 マリオ・ベネット
    (フェニックス・サンズ)

    28位 グレッグ・オスタータグ
    (ユタ・ジャズ)

    29位 コリー・アレクサンダー
    (サンアトニオ・スパーズ・スパーズ)

この年から【バンクーバー・グリズリーズ】と【トロント・ラプターズ】の2チームが加わり、NBAは全部で29チームになりました。ちなみにバンクバー・グリズリーズは、現在メンフィス・グリズリーズですね。ちょっと興味のある話は、7位指名権を持っていたトロント・ラプターズのファンは地元のエド・オバノンを指名すると期待をしていたそうです。ただトロント・ラプターズはデイモン・スタウダマイアーを指名。地元ファンは非常に落胆をしたと言われていますが、なんとこの年のルーキーMVPに輝いたのがデイモン・スタウダマイアーでした。逆にエド・オバノンは期待外れで、早々にキャリアを終了したそうです。


この1995年組みで1番の注目は1順目5位指名のケビン・ガーネットでしょうね。ちなみにガーネットを指名したのは、ボストン・セルティックスで黄金期を築いた、ケビン・マクヘイル氏がドラフトしたそうです。この頃から高卒ルーキー(後のコービーやレブロンなど)が流行り始めた年ですね。

そして、歴代の1順目1位指名の中でもあまり『パッ』としなかったのが、ジョー・スミス。一応オールルーキーファーストチームには選出されています。後に1順目3位指名のジェリー・スタックハウスと一緒にフィラデルフィア・セブンティンシクサーズへ。さらにはケビン・ガーネットと一緒にミネソタ・ティンバーウルブスでも一緒にプレーをすることになります。

そしてこの年は最高のフォワードが多く出た年でもありますね。

    アントニオ・マクダイス (1巡目2位)
    ラシード・ウォーレス (1巡目4位)
    ケビン・ガーネット (1巡目5位)
    ブレント・バリー (1巡目6位)
    カート・トーマス (1巡目10位)
    テオ・ラトリフ (1巡目18位)
    マイケル・フィンリー (1巡目21位)

なんと、上記7選手は全員チャンピョンリングを持っているのも驚きです。


ちなみに、1順目6位指名の「ブレント・バリー」ですが、父親が殿堂入りも果たしている「リック・バリー」です。ブレント・バリーの兄「ジョン・バリー」も同じくNBA選手で、本当のサラブレット一家ですね。ブレント・バリーは白人の選手でしたら、卓越した跳躍力を生かし1996年のNBAオールスター・スラムダンクコンテストで優勝しています。スラムダンクコンテスト史上初の、白人プレイヤーの優勝選手にもなっています。


また、殿堂入りも果たしている父親のリック・バリーですが、アンダースローと呼ばれる独特のフリースローが特徴でしたね。下から投げるアンダースローですが、その成功率は高確率でもあり、フリースローに関する様々な記録と記憶を残した選手です。大人気のバスケット漫画として知られる「スラムダンク」で、主人公の桜木花道が下から投げる「フリースロー」をNBAで実際に行っていた選手ですね。

そして驚きなのが1順目21位のマイケル・フィンリー。ダラス・マーベリックスやサンアントニオ・スパーズで大活躍して超名プレイヤー。個人的にはマイケル・ジョーダンの得意技でもあるフェイダウェイシュートが1番綺麗に打てる選手として記憶しています!シカゴ近郊出身でもあり、フィンリー自身もマイケル・ジョーダンの熱狂的ファンだったそうです。高校生の時にイベントでジョーダンと1on1の試合をしたことがるとか。

そしてこの年にドラフトはされていませんが、NBAの人気を一気に高めたアレン・アイバーソンの女房役として活躍した
【エリック・スノウ】はこの年の2順目43位で指名されています。きっとすっげぇ~努力をしたんでしょうね。

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