ミスタートリプルダブルと呼ばれたジェイソン・キッド

ジェイソン・キッド、、、名前からしてスター性抜群の上、顔もかっこいい。

オークランド出身でプレーグラウンドには名ポイントガードのゲイリー・ペイトンもいてきっと彼らのOne on Oneで当時のプレーグラウンドは相当湧いた筈だ。94年に1巡目2位でNBA入り、新人王獲得、アシスト王5回、NBA優勝1回、とまさにレジェンドである。PGとして必要なものは全て持ち合わせており、さらに193cmと上背もあり、リバウンドも取れてトリプルダブル回数は歴代3位(2018年8月現在)である。ハーフコートオフェンスよりコートを広く使ったオールコートでのオフェンスを好み、ディフェンスリバウンドを取ってから速攻のパス捌きはまさに芸術でマジック・ジョンソンを彷彿とさせた。

彼のピークはやはり2000年代初頭ネッツ時代で、ケニョン・マーティンやケリー・キトルズ、私も大好きなキース・ヴァン・ホーンもいて、2002,3年と2年連続でファイナル進出だった。しかし、当時はレイカーズやスパーズ、ウェスタンが非常に強くファイナル進出するもウェストの覇者たちにボコボコにされていたのが印象強かった。

PGとしては歴代でも5本の指に入ると思う。様々な評価はあると思うが、チームを勝利に導くリーダーシップや選手のポテンシャルを最大限に生かすゲームメイクは本当に素晴らしかった。ただ、、ジャンプシュートがもう少し上手かったら。。。フリースローはあの有名でちょっと気持ち悪い投げキッスで確率は高いのに、いざジャンプシュートとなるとからきしだった。確かにディフェンスが入るし、フリースローなどとは比べものにならんが、もうちょっと何とかならなかったのか。。。

いつも冷静で、あまり取り乱すことなく淡々とリバウンドを取り針の穴を通すようなパスを繰り出し、何万人という観客をおおいに沸かせる。

特に身体能力は高い訳ではない。高いバスケIQとトリッキーなパス、正確な判断力があればこその結果である。もっともっと日本人のプレイヤーは彼に注目し、彼のプレーを今からでも研究すべきかと思う。

ジャンプシュートは研究しなくていいが。。。

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