NBAの歴史と並行して人気を集めたのが『バスケットシューズ(バッシュ)』である。コンバースのオールスターから始まり、マイケル・ジョーダンの着用で世界的にに大ヒットしたジョーダンシリーズ。今回は90年代に生まれた名作バッシュを振り返りたいと思う。昔の記憶がよみがえる懐かしいモデルから、今の時代でも注目を集める人気モデルまで…色々な思いでと共に堪能してみて下さい。
以前掲載した「NBA90年代に人気を集めた名作バッシュのまとめ」が想像以上に反響があった為、前回ご紹介できなかった90年代の名作バッシュを追加した第2弾をお届けします。 往年の名プレイヤーが愛用していた名作バッシュの数々。 中で[…]
前回も好評だった為、今回も90年代の名作バッシュを取り揃えてみました! 前回はNIKE(ナイキ)の90年代バッシュを紹介したので、今回はReebok(リーボック)・Fila(フィラ)・Converse(コンバース)の名作バ[…]
1997年にアンファニー・ハーダウェイが着用したシグネチャーモデル。 後に復刻版も発売され、ストリートシーンで圧倒的な人気を集めたバッシュです。 アンファニー・ハーダウェイはペニーの愛称で呼ばれていたので、当初NIKEはエア・ペニーのシグネチャーモデル発表。もちろんエア・ペニーも大人気でしたが、やっぱりこのポジットの方が注目度も人気度も群を抜いていますね。
1995年に発売されたズームフライト95は、ジェイソン・キッドやティム・ハーダウェイなど当時の名ポイントガードが履いていたモデルです。この時代の中学や高校でバスケ部に在籍し、ポジションがポイントガードだった部員のほとんどは、このズームフライトかエアペニーを着用していましね。
1996-1997に発売されたエアベイキン。最初は当時マイアミ・ヒートに在籍をしていたティム・ハーダウェイの着用モデルとして発売。実際にティム・ハーダウェイは試合でも着用されています。そして、このモデルはデニス・ロッドマンが着用予定となっていたのですが、こちらは1度も着用しなかったってことで、幻のモデルとも言われています。また、ヒールのデザインが宗教的な問題から1度発売が中止されたのも当時話題になりました。
マイケル・ジョーダンの相棒としても有名な、スコッティ・ピッペンを筆頭に数多くのプレイヤーが着用しちゃエア モア アップテンポ。このモデルを見ると必ずピッペンのことを思い出します。それは、ピッペンが着用していたのが1995-1996シーズン。これはブルズが72勝10敗という大記録を作ったシーズンだからねですね。ハイライトシーンでもよく目にしていたからでしょう。また、96年のアトランタオリンピックに出場した時もピッペンが着用していたので、どうしてもピッペンの印象が強いんですね。
名作中の名作。マイケル・ジョーダンが着用していたジョーダンシリーズ。中でも個人的には、96年の優勝時に着用していたジョーダンⅪが大のお気に入りです。後に数多くのNBAプレイヤーや有名アーティストが履いており、未だに人気の高いモデルです。
ここからはNIKE以外のバッシュをご紹介。
こちらのモデルは、NBA界に新しい旋風を巻き起こしたアレン・アイバーソンが着用していたバッシュ。アイバーソンらしいと思うのが、リーボックと契約していたところですね。周りが皆NIKEだったのが嫌だったんでしょうね(笑)アイバーソンのシグネチャーモデルはリーボックの「Answer」と「Question」が発売されていました。
こちらは、名プレイヤー「グラント・ヒル」が着用してバッシュ。当時FILAのバッシュはほとんどなかったので、かなり珍しいと感じていました。ただ、グラント・ヒルの人気が集まると同時に、このバッシュの人気も急上昇。こちらのモデルも、後に復刻版が発売されています。
今回は全7作の名作をご紹介しました。
今もそうですが、マイケル・ジョーダンが登場してからバッシュの歴史はNIKEの一人勝ちですね。ジョーダンが引退した後もジョーダンシリーズと題された名作の数々に、コービー・ブライアントやカーメロ・アンソニー、ドウェイン・ウェイドなど、多くの名プレイヤー達がシグネチャーモデルを発表し今でもジョーダンシリーズの新作が毎年発売されています。
また、バスケットボールの世界だけでなく有名アーティストや著名人が普段から履いたことから、ファッション業界も席巻しているジョーダンシリーズ。
NBAオールスターやオリンピック限定モデルなど、今後も発売が予定されている注目の新作からも目が離せません。