NBA史上最も小さな得点王 アレン・アイバーソン

アレン・アイバーソン (Allen Ezail Iverson)

【アイバーソンの名言】
“俺はサイズでプレイしてるんじゃない。ただハートでプレイしてるんだ。自分がリーグで一番デカいハートを持ってると思ってる。ハートでプレイすること。それでほとんど乗り越えてきた”

ルーキー時のアイバーソンを初めてテレビで見たとき、他の選手と比べ身体はとても小さいのに動きがとても大きく、一際目立っていたのを覚えている。振りの大きなクロスオーバーで相手を置き去りにして180cm位の選手が自分より20cm以上高い大男の上からダンクをぶちかましていた。

もうこれだけでフィラデルフィア76ersの次回日本放送を心待ちにした。あれほどスピードとクイックネスを持った選手を見たことが無かったし、同じクロスオーバーの名手ティム・ハーダウェイともまた違く、テクニックと言うより自らの身体能力を存分に熟知したボールハンドリングと言うか、クロスオーバーなのにどこか直線的にゴールにアタックしてる感覚だった。

とにかくこのスピードにラリー・ブラウンヘッドコーチの理論が加わり、2000-01にはファイナルに進出することになる。入団5年でファイナル到達はジョーダンを上回り、何より凄かったのがアイバーソン以外スター選手はほぼ居らず(ムトンボはいたけど)ロールプレイヤーが多かったことだった。

パワーハウスの建設に躍起になっている今の球団達のご時世とは大きく違い、ロールプレイヤー達の活躍をより多く見ることが出来たし、当時アイバーソンの得点はチームの約30%近く占めていたこともあり、彼への期待と注目はアメリカだけに留まらず日本でも誰もが知っている選手になった。
人気がありすぎて私の教科書DUNKSHOOTはアイバーソンがまだキャリアの途中なのに2001年に特集を組み別冊を出版した程で、弟が購入してきたのを今でも覚えている。

しかし、これが彼のキャリアのハイライトシーンとなり、これ以降はプレーオフに進出してもファーストラウンドで勝ったり負けたり、、、特に76ersを離れてからは若手の台頭もありすっかり影が薄くなってしまった。

あのカーメロ・アンソニーともデュオを組んだのだが、それも結果を残せず僅か一年半で解消してしまった。

だが、彼がNBAだけでなく先程もあげた様に日本に及ぼした影響は大きく、日本のNBA人気を更に高めた功績と彼の代名詞でもあるコーンロウなどのファッションも当時日本では流行した。私が思うにこれほどまでにプレイスタイルとファッションで席巻したのはジョーダン以来で、10年に1度の逸材だったのだ。

SEASONTEAM AgeGGSMPGFG%3P%FT%ORPGDRPGRPGAPGSPGBPGPPG
1996-97PHI21767440.1 .416.341.7021.5 2.6 4.1 7.5 2.1 0.3 23.5
1997-98PHI22808039.4 .461.298.7291.1 2.6 3.7 6.2 2.2 0.3 22.0
1998-99PHI23484841.5*.412.291.7511.4 3.5 4.9 4.6 2.3 0.1 26.8
1999-00☆PHI24707040.8 .421.341.7131.0 2.8 3.8 4.7 2.1 0.1 28.4
2000-01☆PHI25717142.0 .420.320.8140.7 3.1 3.8 4.6 2.5*0.3 31.1
2001-02☆PHI26605943.7*.398.291.8120.7 3.8 4.5 5.5 2.8*0.2 31.4
2002-03☆PHI27828242.5*.414.277.7740.8 3.4 4.2 5.5 2.7*0.2 27.6
2003-04☆PHI28484742.5*.387.286.7450.7 3.0 3.7 6.8 2.4 0.1 26.4
2004-05☆PHI29757542.3 .424.308.8350.7 3.3 4.0 7.9 2.4 0,130.7
2005-06☆PHI30727243.1*.447.323.8140.6 2.6 3.2 7.4 1.9 0.1 33.0
2006-07☆TOT31656442.5*.442.315.7950.4 2.6 3.0 7.2 1.9 0.2 26.3
PHI151542.7 .413.226.8850.5 2.3 2.7 7.3 2.2 0.1 31.2
DEN504942.4 .454.347.7590.3 2.7 3.0 7.2 1.8 0.2 24.8
2007-08☆DEN32828241.8*.458.345.8090.6 2.4 3.0 7.1 2.0 0.1 26.4
2008-09☆TOT33575336.7 .417.283.7810.5 2.5 3.0 5.0 1.5 0.1 17.5
DEN3341.0 .450.250.7201.0 1.7 2.7 6.7 1.0 0.3 18.7
DET545036.5 .416.286.7860.5 2.6 3.1 4.9 1.6 0.1 17.4
2009-2010☆TOT34282430.9 .430.360.7940.6 2.3 2.9 4.0 0.7 0.1 13.8
MEM3022.3 .577.000.5000.3 1.0 1.3 3.7 0.3 0.0 12.3
PHI252431.9 .417.333.8240.6 2.4 3.0 4.1 0.7 0.1 13.9
Career91490141.1 .425.313.7800.8 2.9 3.7 6.2 2.2 0.226.7

注釈
AGE=年齢/MPG=平均出場時間 / FG%=フィールドゴール成功率/3P%=3ポイント成功率  FT%=フリースロー成功率/SPG=平均スティール/BPG=平均ブロック
ORPG=平均オフェンスリバンド/DRPG=平均ディフェンスリバンド
RPG=平均リバンド/APG=平均アシスト/PPG=平均得点
*:リーグリーダー ☆:オールスター出場

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